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Paul Pottsの『One Chance』を“1回だけ”聴いてみた。

Paul Potts
なんだか最近検索ワードにPaul Pottsが多いな…と思ったら、いろいろと動きがあったようで、いつの間にやらiTunes Storeにも配信きてました。
iTSのリリース日は7月13日になってるけど、日本のiTunes Storeにはつい最近まではカタログになかったはず。
と思ってBMG Japanのサイトをのぞいてみたら、国内盤CDが11月21日に発売されてました。なるほど納得。

で、聴いてみた。
映像の力とはすごいもので、例の『誰も寝てはならぬ(Nessun Dorma)』を歌っている姿をYouTubeで見たときは、心動かされもしたわけです。なにせ登場したときの「なんやこの冴えないヤツ…」てな会場の空気を一変させたわけですから。
しかし、冷静になって聴いてみるといろいろと甘い部分が見え(聞こえ)てくるわけで…この曲はホント誰しもが歌えるもんじゃないな、と認識を新たにしました。
それも、先日亡くなってしまったパヴァロッティと比べてしまうからなんですが。時期が時期だけにこの曲はしばらく聴く気になりませんな。

しかし。
それ以外の曲にしては、Paul Pottsの繊細な(悪く言うと少し不安定ぎみな)声が、アンドレア・ボチェッリのCon Te Partiro(Time To Say Goodbye)とか、Nella Fantasia、You Raise Me Up(Por Ti Sere)、My Way(A Mi Manera)なんかの“ポピュラー音楽”では悪くない。
ほとんどの曲をイタリア語やスペイン語のラテン語系で歌わされてるのが残念な気もするけど、それはもうプロデューサーであるサイモン・コーウェルの趣味(Il Divoがその例)だと思うので、これはしょうがないか。
You Raise Me Upはもともと英語の曲やし、My Wayも英語版が有名(ベースとなった曲はフランスの曲らしい)なんやから、英語で歌えばいいのに。イギリス人やのにね…!
だからと言ってはなんですが、英詞曲のCavatinaが一番良かったと思う。その次にThe Music of the Night(これも英詞)。
しかし、トラックのほとんどがIl Divoの使い回しな気がするんですけど…。これって急いでアルバム作ったから、あるものをそのまま使ったってことなのか?恐ろしやサイモン・コーウェル。

と、一回通して聴いてみて、つまづくようなところが無かったわけですが、そんなに心に残るものもなかったという、良い意味での発表会的なアルバムでした。デビューできてよかったね、と。だからアルバム名もOne Chance。
もうIl Divo入っちゃえよ、全然やっていけるよ。声質もDavidに似てるし(これもサイモンの趣味か?)、アルマーニのスーツ着ちゃえばわかんないよ。…たぶん。

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